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【知っておきたい!投資用語】先物取引とはどういった取引?

投資をしていると色々な金融商品が目に入りますが、色々とあり過ぎて何がどういう商品なのか分かりづらいですね。

この記事では、それらの商品の一つである「先物」について解説しています。

先物取引は玄人向けの商品ですが、どういった商品なのかと初心者のうちに理解し、腑に落としておきましょう。

併せて、先物と似た商品であるCFDについて説明している記事も書いていますので、こちらもご参考ください。

先物取引(先物)

概要

先物取引とは「将来の定められた期日に受け渡しを行う約束をして、その価格を今決めてしまう」という取引です。

この決められた期日を特別清算日、またはSQ日(Special Quotation)と呼び、このSQ日がある月を限月といいます。

先物の特徴

先物取引は指数取引のため、株式の信用取引のように現金や株を借りて取引はしません。

そのため金利や貸株料等の費用はかかりません。

また、逆日歩(ぎゃくひぶ)も発生しませんが、配当金・議決権・優待なども得ることはありません。

逆日歩とは?

信用取引の売り方が負担する事前に想定できないコスト

先物取引を簡単な例で説明

太郎さんは10万円する商品Aを欲しがっています。

しかし太郎さんの経済事情により、今買うのはやめて「半年後に10万円で商品Aを購入するので取り置きをしてほしい」とお店側にお願いします。

お店側は、手付金を払ってくれれば半年後に10万円で商品Aを太郎さんに引き渡すと提案しました。

太郎さんはその提案に賛同し、お店に手付金を払い契約を交わしました。

半年後、商品Aの原材料価額が高騰し12万円になってしまいました。

この場合、太郎さんは12万円となった商品Aを10万円で購入することができます。

つまり太郎さんは2万円の利益を得ることができました。

一方で、もし商品Aの原材料価額が低下し8万円になっていた場合、それでも太郎さんは10万円で購入しなければなりません。

すると太郎さんは2万円の損失となります。

この例のように先物は、一度契約すると期日までにその契約を行使しなければなりません。

(半年後に購入すると契約を交わしていても、半年後が訪れる前にその契約を行使することもできます。)

先物取引とCFDの違い

先物には特別精算日(SQ)と呼ばれる期日がありますが、CFDには期日がありません。
そのため満期日になると強制決済になります。

先物取引は取引単位がCFDより大きいため、CFDよりも手元資金が必要になります。

先物取引には売買(約定)手数料が掛かりますが、CFDのようにスプレッド(買値と売値の差)は掛かりません。

先物には配当金は出ませんが、CFDでは出ます。
これは先物が配当金相当額を織り込んだ価額で取引されるためです。

先物はCFDよりもレバレッジ(証拠金倍率)を効かせることができます。

まとめ

先物とは、とある商品の購入(または売る)値段を今決めて、将来の期日(まで)に購入(または売り)し、決めた値段と実際に購入(または売った)した値段の差額で、利益(損失)を出す取引です。

先物では期日までに決済しなくてはならないのと、証拠金がCFDよりも必要な点、そしてハイレバレッジが効かせられる点から玄人向けの商品になります。

初心者・中級者の人は手を出さずに”先物”という商品もあるということを知るだけに留めておきましょう!

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